振袖豆知識
振袖を美しく着こなすために、正しいマナーを学びましょう
振袖は成人式以外にも結婚式や披露宴、結納の時にも着ることができます。
しかし振袖を美しく魅せるには、所作などのマナーを知らなければ着こなすことはできません。
ぜひ振袖のマナーなどを学び、ワンランク上の女性を目指しましょう。
歩く姿を美しく見せる
階段を美しくあがる
車の乗り降りも美しく
電車などの乗り物
美しい立ち方・座り方
和室での座り方
- 座る位置に正しく立ち、左足を半歩ほど後に引いて、まっすぐ体を沈めてゆきます。
- 前かがみにならないようにきをつけながら、まずは左膝を畳につき、両手は軽くももにあてておきます。
- 裾や袖を踏んでいないか、しわになっていないか確かめながら両膝をつきます。
- 片足ずつかかとを寝かせ、親指を重ねて正座をします。膝頭をこぶしひとつ分ぐらい開けておくと楽です。
和室での立ち方
- まずはきちんとした正座の姿勢から始めます。背筋、首筋を伸ばしましょう。
- 両ひざに体重を移してつま先を立てて、腰をかかとに乗せるようにします。あわてて立ち上がらないようにしましょう。
洋室で椅子に座る
式典や披露宴ではバッグの扱いに困る人も多いようですが、椅子の背もたれに置き、座るようにするとよいでしょう。
ゆっくりと静かに所作や動きを行うのが基本です。
椅子に座るときも車などと同様に、少し朝目に腰をかけ大事な帯をつぶさないように注意しましょう。
会食の時のマナー
椅子に座るときも車などと同様に、少し浅めに腰をかけ大事な帯をつぶさないように注意しましょう。
ものを取る時は左手で右の袖下7~8センチを持ち、静かに右手を伸ばします。
料理は食べやすい大きさに切り、上半身を前傾させてフォークを口に運びます。背筋が丸くならないように注意しましょう。
お手洗いでは
着物豆知識
~呉服とは~
「呉服」というとあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、日本伝統の服である「和服」と同じ意味にあたります。
そもそも呉服とは、中国三国時代の「呉」の国から伝わった縫製方法によって、日本で作られた織物のことを指します。明治以前までは、織物は呉服と呼ばれていました。しかし明治時代になり洋服を着る人々が増えたことから、洋服の対義語として織物を「和服」と呼ぶようになったのです。
現在の日本では和服または着物と呼ばれることが多くなっており、呉服と呼ばれることが少なくなっているように感じます。
呉服のことを多くの方に知ってもらうために、呉服の由来についてご紹介いたします。
~呉服の由来~
上記通り呉の国から織り方や縫製方法が伝わったことは事実ですが、呉の服だから呉服というわけではありません。もっと深い意味があるのです。
呉服の古語は「くれはとり」と言います。日本では昔、呉という漢字を「くれ」と読んでいました。
くれの国から日本に機織りが渡来したことで「くれはたおり」、その言葉がなまって「くれはとり」と呼ばれるようになったのです。
しかし「くれはとり」という呼び方が呼びにくいことに気づき、音読みで「ごふく」と呼ばれるようになったと言われています。
~呉服なら~
神戸・明石にある呉服のレンタル店をお探しの方がいらっしゃいましたら、かずのをご利用ください。
創業81年の呉服専門店かずので、素敵な一着を見つけることができます。
また成人式では振袖を着る方が多いと思います。近年、振袖は「レンタルでも良い」とお考えの方が多くなってきております。かずのでレンタルをすると前撮りはもちろん、成人式当日の着付けやヘアセット・メイクなど、数多くの特典が付きます。様々な価格プランをご用意しておりますので、予算に合わせてお選びすることが可能です。
見積もりや相談も無料で行っております。お気軽にお問い合わせください。
着物に関する基礎知識
日本人の正装でもある着物は、絵柄や紋の数などで格式が決められています。
どのような場に適しているのかを知っておくと、着物を選ぶ際に困らないのではないでしょうか。
そこでこちらでは、着物の種類についてご紹介いたします。
~留袖~
留袖は、最も格式の高い五つ紋付きの第一礼服となります。どちらも祝儀用の着物ですが、黒留袖は既婚者のみ身につけることができて、色留袖は既婚・未婚関わらず着ることができます。
また色留袖は五つ紋に限らず三つ紋や一つ紋などの場合もあります。その時には、格式は下がり訪問着などと同格となります。
~訪問着/付け下げ~
その名の通り訪問時に着ることの多い絵羽模様が美しい着物のことです。略礼装としても良いですし、オシャレ着としても身につけることのできる自由度の高い着物です。華やかな雰囲気なので、ご自身の好みで選んでみるのも良いと思います。
付け下げも晴れの席に最適な着物で絵羽模様ではないのですが、着た時に模様が全て上を向いているように柄付けをしていて、華やかなものが多いので、訪問着とほぼ同格の略礼装となります。
~色無地~
黒以外の一色のみで染められた着物のことを言いまして、模様は一切入っていません。
紋をつければ訪問着とほぼ同格で慶弔両用の礼服となるのですが、紋が無ければ、オシャレ着として身につけることになります
~小紋~
全体に同じ模様が描かれている着物のことを指します。
普段着やオシャレ着の1つとして身につける着物で、その中でも様々な種類に分けられるのです。
特に極小の模様が描かれている江戸小紋はその中でも格が高いと位置づけられています
~紬~
糸を染めてから反物に織り上げていくという製法で着物をつくる絹織物のひとつです。
素朴な温かみがありしっかりとした質感で、普段着やオシャレ着として身につける着物です。
このように着物と一口で言っても、様々な種類があります。どのような場に着ていくのかを考えて着物を選ぶようにしましょう。
かずのでは、成人式などの華やかな式におすすめの振袖を多数取り扱っておりまして、レンタルもお受付しております。
もちろん呉服一般や和装小物なども取り揃えています。明石市にお店を構えておりますので、神戸市周辺の方もぜひお気軽にご来店ください。
男性にとっての礼服とは
男性が着物や袴などを着る機会はあまり多くはないと思いますが、結婚式や卒業式、成人式などでせっかく着る機会があるのであれば、日本の心である袴を礼装としてきちんと着こなしたいものです。そこでこちらでは、男性にとっての礼装についてご紹介いたします。
~礼装とは~
男性の礼装は、羽織袴と呼ばれている礼装が基本となっています。
現在日本で親しまれている袴は、江戸時代の武士の略礼服から始まったとされています。
その時代は袴をはくのは武士だけで、町人はそう簡単には着用することができなかったようです。
しかしその規約が明治時代に緩和されて、多くの日本人が袴を着るようになりました。
袴を着ることで、気持ちを引き締めて相手に礼を尽くすという厳粛な心構えができるので、日本の礼服として現代でも多くの方が身につけているのです。
~第一礼装(フォーマル)~
男性の第一礼装は黒羽二重、五つ紋がついた長着と羽織に、仙台平と呼ばれている縦縞模様の袴のことを指します。
一般的に結婚式の新郎や父親、仲人などが身につけていたり、成人式、卒業式などの式典の際に身につけることが多いのですが、喪服として着用することもできます。この第一礼装は男性の最上級の正装ですので、一着持っていると一生涯身につけることができるのでおすすめです。
~略礼装(セミフォーマル)~
男性の略礼装は、第一礼装以外の服装でも良い場での礼装だと考えて良いでしょう。
例えば、パーティーや友人の結婚式などの晴れやかな場に礼服を着ていく時には略礼装にしてください。
長着や羽織には、黒以外の色羽二重やお召を用いて、紋は三つ紋、または背中に一つ紋が最適です。
礼服を着る時には、その状況などを考慮した上で第一礼服か略礼服かお選びになるようにしてください。
男性にとって礼服とは、正式な式典などの際に気持ちを引き締めて普段とは違う心意気で着るものなのです。
~成人式用の羽織・袴~
近年、成人式用は羽織・袴は非常にカラフルになっています。
羽織は黒以外に赤・白・黄色・ピンク・青などの他、ぼかしや柄入りなどもあり、袴も縞柄、紋柄と多種多様になっています。
神戸市や明石市周辺にお住まいの方で、成人式や卒業式の袴をお探しになるのなら、ぜひかずのへ足をお運びください。
きっとお気に入りの一着に出会えると思います。
袴レンタルのメリット
袴をレンタルする3つのメリット
費用を抑えることができる
一番のメリットは費用を安く抑えることができる点ではないでしょうか。
購入するとなると高額の費用が必要ですが、レンタルなら購入するよりも断然費用を安く抑えることができます。
保管スペースがいらない
袴を購入すると、保管するためのスペースが必要です。袴は小さく折り畳むことができないので、広いスペースが必要となります。
狭い部屋だと、不便を感じることもあるでしょう。レンタルなら、お店に返却するだけでいいので保管スペースに悩むことはありません。
いつでもはやりのデザインを着ることができる
洋服同様、袴にもその年の流行りがあります。多くのお店では、新作の袴を多数ご用意しています。
また、モデル一押しの袴を取り扱っているお店もあるので、流行りの袴に身を包み、おしゃれを楽しむことができます。
神戸市・明石市お住まいの女性の方がいらっしゃいましたら、かずのをご利用ください。
人気モデルプロデュースの袴も取り扱っております。卒業式が近くなると、人気の袴は予約がすぐに埋まってしまいます。
希望の袴を着たい場合、早めにレンタル予約することをおすすめします。
着物での歩き方
~着物美人と言われるために~
着物は結婚式や卒業式、成人式など特別な時にしか着る機会がないため、歩き方がぎこちなくなるのは仕方のないことだと思います。
しかし歩き方がぎこちないと、せっかくの素敵な着物も台無しです。逆を言えば、歩き方一つで美しく見せることができます。
~歩幅は狭く、鼻緒は足指でしっかりつかむ~
着物を着ると、裾周りに合わせて歩きますので、自然と歩幅は狭まるでしょう。
足元はやや内股で、すり足気味に歩くのがコツです。歩く時は、裾が開かないよう注意しましょう。
~手は振らずに歩く~
着物で歩く際には、手も重要です。歩幅が狭まりますので大手を振って歩くことはないと思いますが、手をだらんと垂らしているのも良くありません。片手を骨盤あたりにふわっと添えることで、おだやかに見えます。もう片方の手は上前を軽く押さえながら歩くと良いでしょう。こうすることで風が吹いてもめくり上がることがなく安心ですし、上前に添えた手が奥ゆかしげで、慎ましく見えます。
~姿勢に気をつける~
着物で歩く際に大切なポイントは、姿勢です。猫背だとだらしなく見えてしまいますので、背筋をぴんと伸ばして歩きましょう。その方が上品に見えます。
神戸にお住まいの方で着物をお求めの方は、かずのにてレンタルを承っておりますのでご利用ください。
豊富に取り揃えておりますので、きっとあなたのお望みの着物を見つけることができるはずです。
また小物や宝飾、バッグも品揃え豊富なので、理想の着物美人に変身することができるでしょう。他にも着物の染み抜きやクリーニングなども承っておりますので、お気軽にご依頼ください。
美しく着るための
チェックポイント
~体型補正が重要~
キレイに着物を着こなすためには、体型補正がとても重要なポイントとなります。
もちろん個人差はあるのですが、バストやウエスト、ヒップなどでメリハリがある体つきをしている人も多いです。
しかし実はそのメリハリとした体を補整してできるだけ平らな寸胴型の体つきにする必要があります。
そうすると、1枚の布を裁断・縫製して作られている着物もキレイに着こなすことができると思います。
~腰紐は着付けの要~
腰紐は、着物を着崩れなく美しく着こなすためには必要不可欠で、大きな役割を果たしています。
きちんと結べていないと、裾が下がってきてしまいますし、きつく締めすぎても苦しくて長時間着ていられなくなります。
そのため、腰紐を締める時にはできるだけ補整の際に巻いた布の上に締めると、ある程度きつくても苦しく感じることはありません。
~帯の結び方によって印象は変わる~
他の人と差をつけるために着物の絵柄にこだわるという方は多いと思います。実は帯の結び方によっても印象がガラリと変わります。
基本的な一重太鼓結や文庫結びだけでなく、個性的な蝶々結びや花結び、しだれ桜結びなどのアレンジした結び方もマスターしていると、用途に合わせて使い分けられますのでおすすめです。
このようなポイントを抑えて、着物を身に付けることで着こなし力も高まるのではないでしょうか。
明石市にあるかずのでも、成人式や卒業式などの晴れの席に最適な着物をレンタルしております。
着物を着るためには用意しなければならないものが多数ありますが、フルセットでの貸し出しも行なっておりますので、着物に慣れていなくてどのように選んだら良いのか分からないという方も安心していただけると思います。
着物に合うメイクアップ
成人式や卒業式、結婚式、初詣などのお祝いの際には着物を着る機会も増えます。
着物を着る際はトータルバランスが大切ですので、ヘアアクセサリーや小物などを着物に合わせるだけでなく、ヘアスタイルやメイクも合わせるようにするとより一体感が生まれると思います。こちらでは、着物に合うメイクアップ方法をご紹介いたします。
着物に合う4つのメイクアップ術
立体感が出ないようにする
洋装の時には、派手なキラキラとした光沢感や立体感があるメイクが人気ですが、和装では逆に、光沢感や立体感を抑えて、白っぽい透き通るようなベースメイクが重要なポイントです。もちろん白浮きしてしまい、首と顔の色が全く違うというのは印象が良くありませんので、ナチュラルで色白の肌に近くなるようなベースメイクをするようにしましょう。
アイラインはくっきりと
着物の時には、カラーアイシャドーはあまり使わずにシンプルな色合いのシャドーで目元を整えて、黒のアイラインでやや切れ長を意識して強めに引くと良いでしょう。またマスカラをつける時にも、ビューラーでまつ毛を上げ過ぎない様に気をつけましょう。
もし目元に少しカラーを入れたいのであれば、着物で使われている色を選びさりげなく取り入れるのがベストです。
丸みを持たせた太めの眉
和装には、ふんわりとした清楚な印象のメイクが似合います。眉が細く眉山も強調して描かれていると強い印象を与えかねません。
そのためやや太目の眉でアーチ型の丸みを持たせたラインを心がけましょう
リップは明るめに
目元にあまり色味が無いので、リップに明るいはっきりとした色をのせると印象的な口元が演出できます。
以前はマットな赤い口紅が良いとされていましたが、最近では程よいツヤがあるうるおい重視のリップもおすすめです。
またリップラインをしっかり取ることも、唇を印象づけるポイントになります。
このようなメイクを行なうことで、凛とした着物の似合う女性を演出することができると思います。
神戸市にお住まいの方も、成人式・前撮り日のヘアーメイクはかずのへ。カリスマアーティストによるメイクをお楽しみください。
今さら聞けない振袖のこと
~振袖の~ことがよく分からない方へ
振袖のことがいまいちよく分からないという方も数多くいらっしゃるでしょう。
「成人式にはどんな振袖を着たら良いのか」という話題で、友達と盛り上がっている方も中にはいらっしゃるはずです。しかし振袖についていまさら聞けないこともあるでしょう。こちらでは、振袖の基礎知識についてご紹介いたします。
~そもそも振袖とは~
そもそも振袖とは袖が長く、最も格式高い着物のことを指します。
未婚女性が着る振袖には、若々しく華やかな柄のデザインが多く存在します。
袖の長さにより、大振袖、中振袖、小振袖に分けられます。
・大振袖
袖丈3尺(115cm)内外と最も袖が長い振袖です。
主に結婚式で花嫁が着用するものは、本振袖と云い、袖の振り裏に共柄が付いているものを云います。現在では成人式でも着る方が多いようです。
・中振袖
袖丈が2尺5寸(95cm)内外のものを云います。
・小振袖
袖丈が2尺(76cm)位のものを小振袖と云い、現在では袴下に着用します。
~振袖を着る理由~
その昔、袖を振る仕草は厄払いや清めの儀式に通じるとされていました。成人式や卒業式、結婚式に振袖を着ることは「人生の門出に身を清める」という意味があるのです。
振袖の防寒対策について
毎年各地で1月頃に成人式が行なわれていますが、時期的にもかなり寒い地域もあるのではないでしょうか。
振袖を着るのは成人式の醍醐味と言っても過言ではありませんが、冬の寒さの中では厳しいです。
そこで寒い地域の成人式でも快適に振袖を着るために防寒対策をご紹介いたします。
~オシャレに防寒対策~
成人式の防寒対策として人気が高いのがファーやショールなどの羽織物です。
羽織物なら室内に入って暑く感じるのであれば、取り外すことも簡単なのでとても便利です。特に真っ白なモコモコのファーは防寒に優れていますし、よりいっそう華やかさをプラスしてくれるので一番人気となっています。
着物の中に忍ばせる3つの防寒対策
カイロ
カイロが見えてしまっては、せっかくの素敵な着物も台無しになってしまいます。きちんと周りから見えないように背中や腰などにカイロを張っておくようにしましょう。カイロを貼ることで、体全身が温まりやすいです。また持ち歩くタイプのカイロも用意しておくと良
肌着
着物を着る前に、後ろ襟ぐりの大きい半袖や五分丈ほどのヒートテックやシャツ、七分丈やハーフ丈のレギンスなどを着用しておくのもおすすめの防寒対策です
ストッキング
足袋を履く前にひざ下ストッキングを履くのも良いと思います。しかし通常のストッキングでは足袋が履けなくなってしまいます。足袋専用のストッキングなどを購入することもおすすめですが、つま先を引っ張って指が入るように履く、またストッキングのつま先を切って履
このように万全な防寒対策をした上で成人式を迎えると、寒さに耐えられないという事態にならずに、たくさんの友人と楽しく成人の日という大事な1日を過ごすことができるのではないでしょうか。
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営業時間 10:00-18:30 ※不定休