招き猫
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今回は「招き猫」あれこれ
招き猫の由来はさまざまな諸説ありますが今回は真言宗説よりご紹介します。
真言宗教祖の弘法大師「空海」が朝廷の命令を受け讃岐の国(香川県)の灌漑工事に向かった際、資金難や人手不足という問題が起きました。
更に病人が出るなど工事が上手く進まない状況だったといいます。
そのような事態を改善させようと空海が近くの神社にこもり成功を祈願していたところ、山頂から一匹の猫が現れ両方の前足を頭の上に上げしきりに人を招く仕種をしたといいます。
その出来事の後、不思議なことに朝廷から多額の御下賜金が加算され人夫達の病も治り工事はたちまちのうちに完成したそうです。
この事から猫は幸運を招く動物として広まり「招き猫」が生まれたといわれています。
招き猫には右手を上げているのと左手を上げているのと二種類ありますが、右手=金運,幸運 左手=千客万来 といわれています。
また、右手=雄猫 左手=雌猫 ともいわれているそうです。
両手を上げているのもありますが、欲張りすぎて「お手上げ」になるといって嫌う人も多いようです。
上げている手が高ければ高いほど遠くの福やお客を招くとされています。
色もさまざまなありますが
白,ピンク=恋愛運を招く。
紫=労働力を上げる。
黒=病にまつわる困難の好転
金,黄色=金運を招く。
一般的な招き猫は白に黒や茶色の斑のついた三毛猫が多いようです。
人がいるところを好むとされていますので、玄関やリビングに置き、扉に向けるのが良いようです。