文化の日とは? ≪自由と平和を愛し文化をすすめる日≫
いつもかずのスタッフブログをご覧頂き、ありがとうございます。
明日は文化の日です。
文化の日は、日本の国民の祝日の一つですが、その由来や意味を
知っている人は少ないのではないでしょうか。
文化の日は、戦後に定められた祝日ですが、それ以前から
「明治節」という祝日でした。
明治節とは、大日本帝国憲法下で四大節と呼ばれた祝日の一つで
1927年(昭和2年)3月4日に当時の休日方が改正され制定され、
明治の時代を追憶するという趣旨のもと、明治天皇の誕生日を
記念する祝日でありました。
実のところ、明治天皇が生まれたのは旧暦9月22日でしたが、
新暦が利用されていたため、新暦に換算して11月3日となりました。
この時に、天皇の崩御日を祀る祝日は姿を消していきましたが、
天皇の誕生を記念した明治節は「文化の日」という名称で引き継がれ
現在に至っているのです。
ではなぜ文化なのでしょう。
それは1946年(昭和21年)11月3日に日本国憲法が公布されたからです。
憲法と文化は一見関係性が無いように思いますが、日本国憲法は、
戦争放棄・主権在民・基本的人権を宣言し、平和と文化を最重要視しています。
この憲法の公布を記念して「平和への意思を基盤とする文化を、発展・拡大させよう」
という趣旨で、11月3日を「文化の日」としたのです。
ですから、皆さんも文化的な活動に参加して自由と平和を愛し、
文化をすすめていきましょう!!