纏う(まとう)
纏う・・・まとう。
衣をまとう、実にまとう・・・あまり使わない言葉かもしれませんが、
私自身が思うに 日本人にとっては大切な意味のある言葉だと思います。
辺にあたる所は「より糸」を表し、右側は家族に分け与えられた村里の土地を意味し
ここでは帯と同じ意味を持ち、糸を帯びる、まとうを意味します。
あくまでも私自身の考えですが、海外に旅行されてお土産を買われたら、海外では
お土産といえ、包装は決して丁寧ではありませんよね・・・
それに比べ 日本では丁寧過ぎるほど包装にはこだわりますよね。
思うに 大切な方への贈り物は、それだけ丁寧かつ美しくという思いの表れですよね。
物と人とを一緒にしてはいけませんが、着る物(着物)もそれに精通するんだと思います。
大切な場、また 大切に育てた娘を嫁に出す親としては、身に纏うものは立派なもので
送り出すというのが昔からの日本の風習の様な気が私はします。
普段着でお見合いの場に、また結婚相手との挨拶に・・・普段着はないですよね。
やはり思うに、色んな事が簡素化される昨今、大切に育ててこられた親御さんの気持ちと
したら、大切な場所へは最高のものを纏わせてあげていただきたいですね。
それが「着物」という物だと私自身は思います。
決して高価なものというのではなく、相手様が見られた時に言葉じゃなく その一瞬で
『アッ ここの宅は、お嬢さんを本当に大切に思い育ててこられたんだなぁ』って
わかりますよね・・・。 すみません・・・
偉そうな事に聞こえるかわかりませんが、あくまでも私自身の思いでございます。
緒論的には、「着物をきましょう~!」って事ですよ・・・・(*^^)v