私のお気にいりの反物

いつも、かずののブログを御覧頂きありがとうございます。\(^o^)/

 

仕立て待ちの
私のお気にいりの反物です。
右から、

紅型の帯の反物

洗い張りして染め替えした反物

紋紗の雪花絞りの反物
出来上がりが楽しみの反物たちです。

 

琉球藍型

藍型とは型紙を使って染めた藍染めの小紋のことです。

藍染めは3世紀の「魏志倭人伝」にもみえ、江戸時代までは庶民のきものの定番でした。


沖縄でも、華やかな紅型が王族のものであったのに対し、藍型は主に庶民のきものでした。

沖縄では藍型のことをえーがたと発音します。


現在は合成染料の藍も多く使われますが、

琉球藍型は沖縄に自生する琉球藍を使って染めます。

技法的には紅型とまったく同じなので、

広い意味でいえば藍型も紅型に含まれます。

しかし華やかな紅型に比べて、

藍の濃淡と墨の隈取りで模様を表現する藍型は

渋さと落ち着きのあるもだんなきものです

 

夏が近くと、なぜか紅型が恋しくなります。

そんな時に、出逢った藍型の帶。

作家の先生に勧めていただき、

カラフルな紅型が藍に変わりました。

自分への誕生日プレゼントと、

無理して購入しました。

 


染め替え

着物染め替えとは 現在のお着物の地色を替えたり、

柄とのコントラストを抑えるなどにより、

着られなくなった(気に入らない)

着物を蘇らせる加工です。

一旦解いて洗い張り後、

反物に戻した状態で染め替えを行い、お仕立て直しを行います。

わたしは、息子の卒業式の後、いただいた紬を着て

お祝いをしていた時に、ワインをこぼして

洗ってもシミが残ってしまいました。

その、シミか出来た着物が、素敵によみがえって満足しています。



雪花絞り

【読み:せっかしぼり】

板締め絞りの一つです。

布を縦に四つから、八つ折りにしたものを方形、

あるいは、三角形にたたみ、

板を両側に当ててひもで強く締め、

織り目やすみを染料に浸して染めます。

染め上がると筋や幾何文があらわれます。

浴衣に多用され、愛知県鳴海地方で特産されました。

次に買う浴衣は、雪花絞りと思っていました。
そんな時に、
展示会で、紋紗の雪花絞りと出逢ってしまいました。

薄物の羽織ものが欲しかったので
これだっ。と思い、
先月、藍型の帶を買ったばかりで、

悩みましたが、出逢いに感謝して

買いました。

 

お気にいりが、また増えて、

着物の出来上がりが楽しみです。\(^o^)/

 


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