着物TPO
いつもかずのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
春になると ほんと色んな行事がありますが、かずのでも卒業式、入学式には、お客様の
お着付けをさせて頂きました。 昔と違いやはり洋服での方が多い中、年々お着物を着られる
方も増えてきてるようで嬉しい事ですよね・・・!。
やはり節目、節目には気持ちもそうですが 身なりも大事にしたいものですよね!。
今回は、以外と知らない着物TPOについてお話ししたいと思います。
TPOとは・・・Tは時間、Pは場所、Oは場合の頭文字。
時間・場所・場合によて使い分けるという意味なんですね。まずは女性の第一正装とされる黒留袖。
裾に模様が入り、背中・両後ろ袖・前胸元に合計5つの紋が入ります。結婚式に親族の既婚女性が着る正装着物。
色留袖は、五つ紋付きの場合、黒留袖と同格の第一礼装になり既婚未婚の別なく着る事が出来ます。
また三つ紋、一つ紋など 紋の数を減らす事で訪問着・付下げと同様のシーンでも着る事が出来ます。
振袖は、未婚女性の第一礼装です。 訪問着は読んで字のごとし、訪問する時に着用する着物で柄付けは裾模様で
プラス胸から襟にかけての繋がった紋様や袖から胸への紋様等、上身にも紋様が入ります。
結婚式で親族でない方やお茶会、ホテルでのパーティー等々、やはりフォーマルな物となりますので、そんな時に
着用します。色無地ベースの色は黒以外、家紋有り(一つ、三つ、抜き、縫い)の無地までが一応和装の中での
フォーマル。合わせる帯も袋帯となります。
紋無しの色無地からがカジュアルとなり、帯も名古屋帯を合わせるのが普通となります。
昔、入学式・卒業式にお母さんが着ていた色無地ですが最近では訪問着を着用される方が多くなってきています。
他 小紋・紬等がございますが、後はカジュアルに気軽に着れる着物と言えましょう。
さぁ、皆様もどうぞ着物ファンになってみませんか・・・・。 たこのおっチャン