輪島キリコ会館と御陣乗太鼓(ごじんじょうだいこ)
北陸新幹線開業とNHK連続テレビ小説「まれ」の放送により注目度UPの石川県、能登半島へ行ってきました。
奥能登の祭りに登場する「キリコ祭り」と「御陣乗太鼓」。
「キリコ」とは灯籠の事を言い、祭りの時の神輿の前後でのお供役として役割をしています。
「輪島キリコ会館」には豪華絢爛なキリコを見ることができます。「キリコ灯籠」は各地で競い合い、
造りは派手になり巨大化していきました。漆や金箔が使われ、彫刻が施され高さは10m以上の物もあります。
会館の中でもひときわ目立つ「能登国」と描かれたキリコです。高さは15m。本体部分は樹齢400年のアテノ木を使い、
長さ15mの担ぎ棒は樹齢200年の杉の木を使っています。会館の中は豪華絢爛なキリコを見ることができます。
「御陣乗太鼓」のいわれは1576年に上杉謙信が能登国に押し寄せてきたと時に、鍬や竹しかない村人が木の皮で
仮面を作り、海藻を頭髪とし、太鼓を打ち鳴らし上杉勢を逆襲して勝利を勝ち取ったとの由来から来ています。
初めはゆっくり、徐々に早く最後は聴きどころ見所たっぷりの御陣乗太鼓です。キリコ会館でどちらも見ることができます。
輪島に行かれた時には是非お勧めの観光地ですね。