「フィトンチッド」ってご存知ですか?
春の陽気が待ち遠しい今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
いつもかずのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
突然ですが皆様、「フィトンチッド」という言葉を聞かれたことはありますか?
よく森林浴をすると身も心もリフレッシュできて、清々しく爽快感えお体験した方も
多いと思いますが、実はこの効果をもたらすのは、樹木が発散する芳香で「フィトンチッド」
と呼ばれています。
「フィトンチッド」を発見した旧ソ連のB.P.トーキン博士はフィトン(植物が)チッド(殺す)と
名付けました。植物が傷つくと傷口を菌や細菌などから守るために周囲の生物を殺す物質
(フィトンチッド)を出すことに由来しています。
「フィトンチッド」は植物の根や幹に含まれ、森林では主に葉から放出されています。
そのため森林は植物がつくる「フィトンチッド」と呼ばれる香りの成分があふれています。
「フィトンチッド」の語源は少々恐い感じですが、私達人間にとっては多くの恵みを与えて
くれる ”森林の精気” なのです。
「フィトンチッド」は植物に絶えず進入しようとする有害な微生物や昆虫から身を守るために
植物自身がつくりあげてきたと言われています。また森の中には動物の死骸や排泄物など
様々な堆積物などがあります。本来なら、これらの臭気が気になるはずですが、それを全く
感じさせないのは「フィトンチッド」が消臭効果や脱臭効果を持ち、空気を浄化する能力が
あるためです。まさに自然の力ですよね。
今月17日(金)から20日(月)の4日間で開催される「きさらぎ展」では、この「フィトンチッド」
を活用して栄養のある空気を放出して、ご自宅を森林浴と変わらない環境にできる「フィトンエアー」
を新たにご紹介いたします。ご興味のある方は、ぜひ一度 説明だけでも聞いていただければと思います。