金戒光明寺に行ってきました!!
≪伊藤若仲「鶏図」公開中≫
先日、友人と京都へ出かけました。
京都市美術館で若仲展を見て、徒歩で10程の金戒光明寺に足をのばしました。
京都では里谷にあるので、くろたにさんと呼ばれています。
くろ谷の地は、法然上人が43歳の承安5(1175)年に、比叡山の修行を終えてこの地で念仏をされた時、
紫雲全山にたなびき、光明があたりを照らしたことから、浄土宗最初の念仏道場を開かれた場所です。
浄土宗七大本山の1つで、山越阿弥陀図など数多くの文化財も所蔵しています。
今回、山門と若仲の鶏図が特別公開ということなので、まず山門に登りました。
ここの山門は、何祥寺の山門と違ってぐるっと一周できますので京都を360度見ることができます。
天気がよければあべのハルカス、大阪城まで見えるんですよ!
そんな訳で幕末には、松平容保公が京都市中警護の命を受け、京都守護職となって本陣を構えた地でもあります。
そして天井にはすばらしい龍の絵がドーンとあり、仏様と12人の観音様がおわしまして、思わず手を合わせました。
お庭もよく手入れされ、もみじも色づきはじめ、方文北庭、ご縁の庭、紫雲の庭と楽しむことができました。
重要文化財の三重塔や御影堂の吉備観音、そして普段は非公開の伊藤若仲の鶏図も生で見れちゃうのでお得です。
あまり知られていないのか人も少なく、ゆっくり過ごせますので、是非一度訪れてみてください。
一見の価値ありですよ~^^