いよいよ夏も終り (明石焼 編)
皆様、今年の夏はどこかへお出掛けされましたか・・・?
年々 熱さも厳しさを増して来ていますが、夏が終わって秋口に体調を崩す方々が多いので
くれぐれも体調には注意をしましょうね。
秋と云えば、食欲の秋・読書の秋・行楽の秋・・・。美味しいものをいっぱい食べて体力をつける!
ちなみに明石と言えば明石焼。地元の人からは、玉子焼で親しまれています。また地元の人は、
それぞれ自分の行きつけの店、あそこの玉子焼がうまい、いや私はここのが一番と、自分の舌に合う
店を持っています。
明石焼のルーツはいくつかあるそうですが、江戸時代 べっ甲細工師が明石に立ち寄った際に着物の袖に
鶏卵を入れてたところ、その卵が割れてしまい着物の袖がパリパリになってしまいました。
そこで卵の白身が接着剤の様に張り付いてしまったところに目をつけ、当時 明石玉を使ったかんざしの接着剤に
使われたそうです。
しかし白身は使っても黄身が残るところから一番シンプルな玉子焼が生まれたそうです。
・・・・で 中のタコは?
当時は塩が高価だった為、玉子焼に入れる塩の代わりに 明石では一般的な食べ物であった 「干しダコ」が代用され
今や全国的に知られた ”ソウルフード” になったという事です。
また、おだしに入れて食べるのは あつあつの明石焼を冷たいつゆに入れる事で、ほどよい熱さで食べる工夫だそうです。
明石に出掛けられた際は、かずのへ寄って明石焼を食べて帰って下さいネ。
タチバナが絶品の明石焼のお店を紹介しますよ