辻が花染
残暑お見舞い申し上げます。8月もあと少しで終わります。
9月に入ると猛暑も一段落と思います。どうぞお元気で乗切ってください。
9月の展示会のご案内でございます。
秋のりんどう苑を9月22日(木)~26日(月)の開催致します。
その中で辻が花染をご紹介させていただきます。
辻ヶ花(つじがはな)とは、室町時代から安土桃山時代にかけて現れた絞り染め
の技法で、最盛期にあたる、桃山から江戸時代初期にかけては、複雑な縫い締め絞り・
竹皮絞りなどの高度な技法が使用され、多色染め分けによる高度な染物を創り出し
摺箔等の技法とともに安土桃山時代の豪華絢爛たる文化(桃山文化)を演出した。
当時は染物といえば辻ヶ花を指すほどに一般的な染織作品であったといわれています。
今回は、大脇一心先生をお迎えして 墨の花 大脇一心 辻が花をご紹介致します。
大脇先生は前の東京歌舞伎座の緞帳を二回も手掛けられた方で 現代作家では
いらっしゃいません。
いつの時代でも夢を拡げ 幸を願う墨の花染模様
憂いを含み、忍ぶ様な可憐な美の世界
不老長寿を願った文様や厄除けの柄
辻が花染で作品に表現して見ました
皆様とお会い出来ます事を楽しみにお待ち致しております とのお言葉をいただいています
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