これぞ職人技!!伊勢型紙編
ゆめらせんかずの明石店です🤍
本日は、伊勢型紙の紹介をします♪
伊勢型紙は、和紙を柿渋で貼り合わせ
彫刻技法によって作られております。
彫刻技法には『錐(きり)彫り』『突(つき)彫り』『道具彫り』『縞彫り』などがあり
これらの技法は重要無形文化財に指定されています。
型紙を一度に6枚~8枚重ねて下絵に沿って彫り上げていきます。
先日、京都展示会【游美の会】にて、目の前で熟練の職人さんの 技 を
見ることが出来ました。
忍耐と根気がいる仕事で、1枚の型紙を彫るのみ半月~1か月以上かかると言われております。
見せてもらった彫りは、『縞彫り』
定規と彫刻刀などで均等の縞柄を彫ります。
単純な作業ですが、1本の縞を彫るのに極めて正確な技術が必要になります。
3センチ幅に12本の縞で『万筋』、20本で『毛万筋(髪の毛のように細い筋)』と言います。
これを使って生地に染めていきます。
お店で江戸小紋を発見した時には、その染めの細かさに感動します。
是非、かずの明石店でご覧ください。